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2018 桜紀行 3 永観堂 ~ 「見返り阿弥陀」の御座す寺 ~

 『紅葉の永観堂』のと呼ばれるほどに紅葉の名所である 永観堂 ですが、桜を求めて境内へ。

 永観堂 、正しくは 無量寿院禅林寺 といい、弘法大師の高弟・真紹僧都が清和天皇から寺院建立の許可をもらい、『禅林寺』の名を賜ったのが始まりといいます。中興の祖といわれる永観律師が恵まれない人々にために境内に施療院を建てるなど奔走。そして、いつしか禅林寺は永観律師を慕う人々によって 永観堂 とよばれるようになったといいます。『見返り阿弥陀』の名で知られる本尊・阿弥陀如来像は、永観が念仏を行道中に現われ、振り向いて『永観 おそし』と言葉を発し、導いた姿から『見返り阿弥陀』と呼ばれています。

 総門をくぐると参道わきでは満開の桜が出迎えてくれました。中門を入り大玄関から堂内へ。

  永観堂1  永観堂2

 書院造りの釈迦堂は華やかな襖絵で飾られ、枯山水の庭園が趣きを見せています。葉先が3つに分かれている三鈷の松の古木を見ながら『臥龍廊』と名づけられた回廊をあがり開山堂へ。そして回廊を戻って阿弥陀如来堂に入れば、極彩色の堂内に格天井に『百花』が描かれた中、穏やかな微笑みを浮かべた本尊・見返り阿弥陀が安置されています。なんとも慈悲深い姿に心が癒やされます。

  永観堂3  永観堂4
    臥龍廊                           阿弥陀堂

 阿弥陀堂を出て多宝塔に上り、春景色に包まれた京の街が広々と一望。薄っすらと霞かかった中に京都御苑、双ヶ岡、左大文字までもが望める見晴らしは圧巻です。

  永観堂7  永観堂8
    多宝塔                           京都市街の眺望

 境内には御影堂、鐘楼などの建物のほか放生池があり、その周囲には楓をはじめさまざまな花木が植えられています。中でも白木蓮はその白さであるがゆえにか、永観堂の甍や芽吹き始めた木々に映えひときわ印象深い姿でそびえています。白木蓮は木蓮と同様に中国生まれで、一雨ごとに大きくなり、いつの間にかいっせいにほころび、あたりに芳香を漂わせる春の花。大きいものでは15㍍にもなるといわれ、蓮の花に似て朝開いて夕に閉じる咲き方は寺院には似つかわしい花といえるかもしれません。

   永観堂9 
     放生池

  永観堂5  永観堂6 
     御影堂                         画仙堂   

   永観堂10
      白木蓮

 寺域に3000本をも超える楓が植えられている 永観堂 山内が真紅に染められる季節を除けばなんとも心が癒されるお寺です。慈悲深い仏さまに手を合わせに、また来たいと思います。 


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