長浜盆梅展 ~ 長浜の迎賓館を彩る早春の風物詩 ~

 早春に清楚な姿と香りで人々を魅了する梅は古くから日本人の美意識にかなった花として愛され、名所と呼ばれるところは各地にありますが、長浜盆栽展 は『盆梅(梅盆栽)』としては、歴史、規模ともに日本最大級で知られています。世界の共通語ともなった『BONSAI(=盆栽)』の歴史は古く、中国の唐の時代に行われていた『盆景』が平安時代に日本に伝わり、貴族や一部の僧侶、武士など間で楽しまれていた盆栽が、庶民の間でも広く楽しまれるようになったのは江戸末期からといわれ、この頃に日本独自の観賞スタイルが整えられ、多くの愛好家に親しまれてきたといいます。鉢の中で育てられる植物、盆栽は花を愛でるものだけでなく、葉、枝、実など様々なものがあり四季折々の楽しみがあります。長浜盆梅展で展示されている盆梅は、樹齢400年を数える老木から幹回り2m以上の巨木、そして独特の造形であることで知られています。

 展示会場になっている 慶雲館 は、明治20年、明治天皇の長浜行幸に際し休憩所として建てられ、館の名は当時の総理大臣伊藤博文よって名づけられたといいます。庭園は平安神宮や円山公園など多くの作庭を手がけた七代目小川治兵衛の作で国の名勝庭園になっています。

  盆梅展1  盆梅展2

  盆梅展3  盆梅展4
    庭園を彩る大灯籠                   芭蕉の句碑

 慶雲館の入口を入るとガラス越しの光を受けた室内には、白、紅・・・一重、八重・・・と様々な色や形の梅の花がそれぞれに香りを放ち、心地よい世界に誘ってくれます。

  盆梅展5  盆梅展6

 この盆梅は300鉢以上もあるそうで、それらの盆梅は専門員が一年を通じて管理しておられるとのこと、日々のたゆまない苦労と愛情が注がれた盆梅が湖国にいち早い春の訪れをもたらしてくれます。
 
  盆梅展8  盆梅展7

  盆梅展10  盆梅展9

 盆梅の形や色などに合わせ趣向が凝らされた展示は、華やかさを際立たせるもの、可憐さを増すもの、そして圧巻な姿を見せるもの・・・館内のあちこちから感嘆の声が聞こえてきます。

 新館の二階から望む美しい庭園、館内に漂う芳しい香り、長浜盆梅展 で一足早い春を堪能してきました。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ポピーランド

Author:ポピーランド
FC2ブログへようこそ!

アクセスカウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR