好古園 ~ 姫路城を望む日本庭園 ~

 碧空にそびえる天守、石垣が描き出す美しい稜線・・・白い鷺が舞うように見えることから『白鷺城』とも呼ばれる 姫路城 美しい姿が有名な城は、日本最高峰の木造建築として国宝であり、日本で初めて世界文化遺産に登録されました。覇者の居所であり、権力の象徴として雄大な偉容を誇る姫路城は、南北朝時代、播磨の国守赤松氏が姫山に砦を築いたことが始まりで、その後、黒田如水、豊臣秀吉、池田輝政、本多忠政など多くの大名が城主となり、築城以来400年間、一度も戦災や火災にあうことなく、当時の姿を今に引き継がれているといいます。時を超えて輝き続ける姫路城には訪れる人を魅了する数多くの国宝や重要文化財、城を舞台に繰り広げられたドラマが残されています。

   好古園1

 その姫路城の西側にある 好古園 は姫路市制百周年を記念して造営され、平成4年(1992)に開園された池泉回遊式の日本庭園で、四季折々の自然が美しいことで知られています。

 『平成の修理』の終えた城は白さを際立たせ、訪れる人を圧倒させます。小春日和の陽ざしを浴びながら城を囲む濠に植えこまれた木の枝で、静かには根を休める白鷺を眺めながら、姫路城から歩くこと数分、好古園の入口があります。

  好古園2  好古園3

  好古園4  好古園5

 姫路城を借景に造られた好古園は御屋敷跡、武家屋敷跡などの地割を生かした9つの趣きの異なった庭園群から構成されています。『御屋敷の庭』は姫路藩主の下屋敷があったところで、好古園で一番大きな庭園。瀬戸内海をイメージしたという大池は鮮やかな紅葉がその姿を映し、ゆったりと泳ぐ錦鯉が彩りを添え、深山幽谷を連想させる漕ぎ、その間から流れ落ちる滝・・・渡り廊下から眺める光景の素晴らしさにあちこちから感嘆の声が

   好古園7
     御屋敷の庭

  好古園8  好古園6

 江戸時代に栽培された園芸植物が育成されている『苗の庭』、茶室・双樹庵を中心に構成された『茶の庭』、水の流れが趣きを添える『流れの平庭』、落葉樹ばかりが配された『夏木の庭』には黒田家再興のきっかけをつくったといわれる目の健康に効果のある『玲珠膏』の原料となったメグスリノキも植えられています。新緑から紅葉と季節感あふれる夏木の庭から続く『松の庭」、山野草が植栽されている『花の庭』、十五種類の竹が植栽された『竹の庭』、そして典型的な『築山池泉の庭』では目の覚めるような真っ赤な楓が迎えてくれました。

  好古園10  好古園9
    メグスリノキ                        松の庭

  好古園13  好古園11
    流れの平庭                        竹の庭

   好古園12
     築山池泉の庭

 これらさまざま趣をもった庭園群、江戸時代にタイムスリップしたような築地塀や屋敷門・長門門など・・・いつまでもに佇んでいたくなるような好古園、季節をかえて風光明媚な庭園内を歩いてみたいと思います。

 
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