夏の湖国を廻る ~ 花のある風景 ~

 周囲を山脈・山地に取り囲まれ、中央部に琵琶湖と近江盆地が広がる湖国・滋賀は豊かな自然に恵まれた美しい風景とともに四季折々の花が人々を楽しませてくれます。夏の一日、湖国の夏を彩る花に会いに行ってきました。

 夏の炎天下に顔を上げて咲く『ひまわり』は夏の花の代名詞として知られ、ひまわり畑はあちこちで見ることができます。湖国では『守山の第一なぎさ公園』や『ブルーメの丘』が知られていますが、草津市南山田の住宅地の中に広がるひまわり畑も近年知られてきました。道路沿いから見えるひまわり畑は休耕田を利用し、地元の人々の手によって栽培されています。丹精込めて育てられたひまわりは比叡山を背後に生命力にあふれた黄金の海原を広げる風景は人々に元気を与えてくれます。

  夏1  夏2
   比叡山をバックに咲く不動浜のひまわり畑

 そして湖国の夏の風物詩となっているのが高島市今津町にある びわこ箱館山ゆり園 です。 スキー場の斜面を利用したゆり園は関西最大級のスケールをほこり、雄大な琵琶湖の眺望を楽しみに出かけました。

 ゴンドラに乗ること約8分、山頂駅を下りるとあたりは一面の霧 色とりどりのゆりが咲き乱れている楽園の中を歩くはずが、辺りに漂う香りとかすかに見えるゆりの花を探し求めながら園内を歩くことに・・・そして霧が少しだけ遠ざかった瞬間、見事なゆりの園が目の前に現われました。

  夏3  夏6

   夏5

 多年草のゆりはアジアを中心にヨーロッパから北アメリカなど亜熱帯から温帯、亜寒帯に広く分布し、品種は約130種を数え、5万400㎡の広大な面積を持つこのゆり園には50種250万輪のゆりが植えられ、7月上旬から8月中旬まで楽しめるといいます。

 ゆりの香りに包まれた園内に再びおとずれた霧の闇、足元に注意しながら森のゆり道を歩けば言葉には言い表せないような幻想的な風景が・・・霧のしずくを浴びながら色彩の無い空間で咲くゆりはおとぎの国に迷い込んだような気持ちになってきます。

   夏7

 森のゆり道からは眼下に雄大な琵琶湖が見えるはず()なのに・・・霧の覆われた琵琶湖はその姿さえ見ることはできません。霧の中に浮かぶ木々は色を無くし、ひたすら立っているだけなのですがその姿の幻想的なこと・・・

   夏8 

 この無色な空間で見た森の風景は、晴れ渡った日には見ることのできない忘れられない風景になると納得です。

 このゆり園にはほかにコキア、キバナコスモス、ダリアなどが植えられていて、モコモコ、ふわふわのコキアは可愛らしくそっと手を触れてみたくなります。可愛いコキアが色づくころにはゆり園に早い秋が訪れ風になびくススキの越しに雄大な琵琶湖の風景を堪能してみたいとその光景を思い描きながらゆり園を後に。

  夏4  夏9

 少し足をのばして『新・日本の街路樹百選』に選定されている メタセコイア並木道 に。高島市マキノ町にある道沿いの続く約500本のメタセコイア、新緑の頃は人であふれていましたがこの日は通る人もなくひっそりとして、木漏れ日が美しかった道は頭上を覆うメタセコイアの枝で光もさえぎられトンネルのように。

  夏10  夏11

 少し湿り気を帯びた人気のない道を歩けば両側には枝が折れ曲がるように実を付けた栗の木が一面に広がっています。この栗の実の収穫が始まるころにはこのメタセコイアが色づき、また賑やかな並木道に・・・季節の流れを感じるメタセコイア並木です。

 少し遠出の湖国 夏の花めぐり 楽しい一日でした。

 
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