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観音寺 ~ 『おふさ観音』の名で親しまれるバラと風鈴の寺 ~  

 奈良県橿原市にある高野山真言宗別格本山 観音寺 は おふさ観音 の名で親しまれ、バラと風鈴のお寺として知られています。境内にはイングリッシュローズをはじめとする1500種ものバラが育てられており、色とりどりのバラが咲く光景は曼荼羅の世界に例えられ『花まんだらの寺』とも呼ばれています。また夏、2000個もの風鈴が飾られる『風鈴まつり』は大和の夏の風物詩になっています。

 縁起によれば、おふさ観音は本堂が建つこの辺りはかつて『鯉ヶ淵』と呼ばれる大きな池で、慶安年(1650)、この池の中から白い亀の背に乗った観音さま現われ、それを発見した土地の娘おふさがこの池に小さなお堂を建立して観音を祀ったことがはじまりといいます。

 山門をくぐると鉢植えのバラに埋め尽くされた境内の頭上には2000個ものさまざまな色や形をした風鈴が飾れれています。蒸し暑い日本の夏に涼しい風情をもたらしてくれる風鈴の音。風鈴を飾る風習は鐘の音が魔を払い、厄を払うという仏教思想から生まれたものといいます。

  おふさ観音1  おふさ観音2

 涼やかな風鈴の音色を聴きながら参道を進むと本堂があります。線香の煙が流れる本堂の軒下にはカラフルな短冊を付けた風鈴が風に揺れさまざまな音色を奏でています。その音色は心地よく、まるで清涼剤のように清々しい気持ちにさせてくれ、厄も払われたように思えます。

   おふさ観音4

 バラと風鈴に包まれた境内にはバラ園を取り囲むように鐘楼、大師堂、三宝荒神堂、恵比寿天や尊堂などの建物が建っています。

   おふさ観音3

  おふさ観音5  おふさ観音6
    三宝荒神堂                        大師堂

  おふさ観音8  おふさ観音7
    尊堂                             鐘楼 

 そして、見頃が過ぎたバラ園には風鈴が取り付けられ、さまざまな方向から風鈴の音色を楽しむことができ、まるで風鈴と一体化したような気分になってきます。

   おふさ観音9

 本堂の裏側には円空庭と名付けられた日本庭園が広がり、『鯉の池』では放たれた鯉がゆったりと水の中で泳ぎ回っています。

   おふさ観音10

 長寿とぼけ封じの寺としても知られる おふさ観音  『花まんだら』の境内に響く風鈴に迎えられ、風鈴に送られるおふさ観音は涼しさとともに心も癒された素晴らしいものでした。


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