北京紀行 2 ~ 世界遺産を巡る 天壇: 北京の皇帝の廟檀 ~

 天壇 は明、清時代の皇帝が五穀豊穣を願って祭祀を行った場所で、現存する中国最大の祭祀建造物といわれ、世界遺産に登録されているひとつです。広大な緑豊かな公園のなかに、『圜丘』 『皇穹宇』 『祈念殿』が南北一列に整然と並んでいます。大地を象徴する南端は方形、天を象徴する北端は半円形の壁で囲まれ、北側を高くすることで天地の世界を表現しているといいます。

 総面積273万㎡の広大な面積の中にある天壇、その天壇を代表する『祈念殿』ををめざして、東天門から中に入りました。市民の憩いの場所となっている天壇公園内には木漏れ日がさし込み、さわやかな風が木々の枝を揺らすのどかな風景が・・・木漏れ日を造りだしている木のひとつに『槐樹(エンジュ)』とともに北京の木になっている『コノテ柏』があります。ヒノキ科の植物であるコノテ柏は力強い生命力を持つ木で、北京の古い時代の分目のシンボルとして数多く植えられたといいます。その名の由来は、枝の直立する様子が、子供が手を上げる様子に似ていることからとか。ともあれ、その独特な幹に驚きです

   天壇1  
      木漏れ日に包まれた天壇公園

  天壇11  天壇2
    樹齢400年を超えるコノテ柏              七星石

 そして、『丹陛橋』を歩いて祈念門へ。天壇公園を南北に貫く丹陛橋の脇には皇帝が祭祀を行う際に着替えをした『具服台』も建っています。

  天壇3  天壇4
    丹陛橋                          具服台  

 『祈念門』を入ると目の前には大理石の基壇の上に瑠璃瓦の屋根をのせた堂々たる円形の建物が。木造建造物の建物は1420年に創建され、現在のものは1889年の焼失後に復元されたものといいます。建物を支える28本の柱にはそれぞれの意味があり、4本の柱は四季を、周りの12の金柱は12カ月を、そのほかの12の柱は12の時刻を表しているといいます。

  天壇5  天壇7
    祈念門                          祈念殿

   天壇6

 祈念殿の北側には祈念殿に祀られた神位の供養を行った場所に『皇乾殿』があります。大理石の台座の上に青い瑠璃瓦の屋根が光を浴びて鮮やかに輝いて見えます。

  天壇8  天壇9
    皇乾殿                           皇乾殿天井

                  天壇10
                    神厨

 天壇は見どころは比較的少なかったのですが、広大な敷地の中での散策は最高のひとときをもたらしてくれました。

                    
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